会社案内

会社概要創業理念

見える化(可視化)の奨め

1.プロジェクト型業務遂行

複雑多様化、且つ高速化の一途を辿るビジネス環境において、業務分掌などに立脚する企業や部門などの組織体を主体とした業務遂行では、投資収益率(ROI:Return On Investment)や顧客満足度(Customer Satisfaction)の向上は期待できず、パラダイムシフトの波にのみ込まれ淘汰されざるを得ません。
限られた資源でより短いサイクルで、価値のある成果を生み出す為には最適化された業務遂行体制が必要になります。
最適化された業務遂行体制がプロジェクト型業務遂行です。
プロジェクトとは、ある期間内に、何か新しいもの、この世に存在しない何かを造り出すことを目的として実施される一連の活動のことです。唯一無二の成果を目指した活動であるプロジェクトですが、行き当たりばったりで進めることは許されません。
より良いモノを、より早く、より安く創造することが指名になります。
これを実現するのが、最適化されたプロジェクト型業務遂行なのです。

2.最適化を目指して

最適化されたプロセスとは、繰り返され成熟した確実な漏れもダブりもないMECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)なプロセスのことです。
プロジェクトで求められる成果は唯一無二のものですから、それを実現するプロセスも全体としては唯一無二のものになります。
しかし、プロジェクトの度に初めての試みばかりでは、リスクも大きく期待された成果が得られない可能性があり、それこそ最適化されたプロセスからは大きく外れたものになります。
繰り返され成熟した確実な漏れもダブりもない最適化されたプロセスで運営されるプロジェクトが、成功の可能性が高くなるのは云うまでもありません。プロジェクトで扱う対象は唯一無二のものですが、プロセスは極力、繰り返され成熟した確実な漏れもダブりもないものが望ましいのです。

3.プロジェクトにおける最適化とは

最適化されたプロセスと云うと、多くの技術者が無駄を省いた最短のプロセスと思われることでしょう。
ある意味では正しいのですが、実際のソフトウェア開発の現場では、間違いの場合が多いように思われます。
プロジェクトは多くの場合、たくさんのメンバーによって運営されるチーム作業です。
多くの関係者(ステークホルダー)が協力し合いながらプロジェクトの目的達成に向け努力するのです。
プロジェクトの他のメンバーが何を目的に何をやっているのか、分からないことにはチームの強さを発揮することはできません。
チームの力が最大に発揮できるプロセスが最適化されたプロセスになります。
その為に、必要なのが「見える化」です。

4.見える化とは

プロジェクトの状態が見える、これが見える化です。
メンバーが何をやっているのか、どんな問題を抱えているのか、次に予定している作業は何か、など見える化すべき対象は多くあります。ソフトウェアを開発するプロセスが見える化されれば、プロジェクトの状態について共通の認識を持つことができます。
また、見える化が実現されていれば、関係者間のコミュニケーションの負荷も非常に軽減されます。
「見える化」でシステム開発を良く見極め、隠蔽のない開発を確実に行う、組織の社会的な責任です。
責任持てるシステム開発は「見える化」から始まります。