組織(企業・チーム)のソフトウェアプロセスの成熟度を示すリファレンスモデル。
組織におけるソフトウェア開発などの能力を向上させるためのモデルであり、またその能力を客観的に判断するための指標として利用される。
組織の能力はレベル1〜5で示され、各レベルで持つべきプロセスを規定している。
プロジェクトマネージメントナレッジとして、下記の用語についてご紹介いたします。
ぜひ、ご参考になさってください。
CMM /
CMMI /
ERM /
EVM /
MECE /
MPUF /
PMBOK /
RFP /
SPA /
SPI /
SWEBOK /
WBS /
FP法
クリティカルパス /
ステークホルダー /
デスマーチ /
品質保証 /
プロセス改善活動 /
マイルストーン /
メトリクス
CMM(capability maturity model)― シーエムエム
組織(企業・チーム)のソフトウェアプロセスの成熟度を示すリファレンスモデル。
組織におけるソフトウェア開発などの能力を向上させるためのモデルであり、またその能力を客観的に判断するための指標として利用される。
組織の能力はレベル1〜5で示され、各レベルで持つべきプロセスを規定している。
MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)― ミッシー
難しくいえば、「ある事柄について重なりなく、且つ漏れもない部分の集合体として捉えること」ということになる。
簡単にいえば、個々に見てダブりがなく、全体としてモレがないようにすることである。
MECEはビジネス上の課題を考える際、限りある経営資源をより効率的に活用するために頻繁に用いられる考え方のフレームワークとしてマッキンゼーが発案したフレームワークである。
MPUF(Microsoft Project Users Forumt)― エムピーユーエフ または エムパフ
プロジェクトマネジメント及びMicrosoftProjectに関する知識を循環させ、新しいパートナーシップの構築を目指す団体。
http://www.mpuf.org/
PMBOK(Project Management Body of Knowledge) ― ピンボック
プロジェクト管理のための知識体系のこと。PMBOKでは「統合」「スコープ」「タイム」「コスト」「品質」「人材」 「コミュニケーション」「リスク」「調達」という9つの領域に分けてプロジェクト管理を行うことを推奨している。
SWEBOK(Software Engineering Body of Knowledge) ― スエボック
ソフトウェア・エンジニアリング基礎知識体系のことで、IEEEを中心に2001年5月に制定された。
WBS(Work Breakdown Structure) ― ダブルビーエス
作業分解図のこと。
プロジェクトに含まれるすべての作業を拾い出してその内容を明確化していく手法で、コスト見積や作業計画の基本となる。
クリティカルパス(Critical path)
スケジュールのゆとりが全くない作業の流れのこと。クリティカルパスの中にある作業が少しでも遅れると、次の作業も遅れてしまい、結果的にプロジェクト全体が遅れてしまうことになる。
ステークホルダー(Stakeholder)
直訳すると「賭金を保管している人」となるが、プロジェクト管理では利害関係者という意味で使われている。
具体的には、プロジェクト管理者、プロジェクトチーム、プロジェクトの発注企業など、プロジェクトに影響を与える組織やスタッフを指す。
デスマーチ(death march)
システム開発現場の過酷な労働環境を表す言葉として使う。
人員不足、短すぎる開発期間、予算不足、ユーザからの過剰な要求などの悪条件が重なり、開発チームが過度のオーバーワークや疲弊状態に陥った状態がデスマーチである。
プロセス改善活動
ソフトウェア開発組織の業務遂行能力を長期的に改善する為の取組、評価⇔改善を繰り返す。
狭義の改善活動のSPI(Software Process Improvement)と評価のSPA(Software Process Assessment)をあわせて云う場合が多い。